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2008年06月02日

記念硬貨

記念硬貨、何かしら持っている人は多いのではないだろうか。持っていない人も、実家で調べれば一つくらいは出てくると思われる。東京オリンピックや、大阪万博などは記念硬貨の代表的なものだろう。

記念硬貨にもさまざまな種類がある。100円硬貨といった身近なものから、10万円金貨などというものまで。これらは記念硬貨と銘打っているが、通常硬貨と変わらず、額面どおりの金額で使用することができるのだが、もちろん、そんなことをする人はいないだろう。購入した人は大事に取っておくことになる。

記念硬貨、という言葉の響きには特別なものを感じるため、古銭としての買取価格にも特別なものを期待する人も多いのではないだろうか。

実は、記念硬貨が古銭市場において高い買取価格をつけられることはほとんどない。多くの記念硬貨は驚くべきことに額面どおりの買取価格しかつけられない。

なぜか、その理由はいたって簡単なもので、発行された数が多く、プレミアがつくことがほとんどないから。記念硬貨が発行されるようなイベントは国家的なものであることが多いため、発行数も莫大なものも多い。発行数が数百万枚にも及ぶものもあり、沖縄海洋博記念の100円硬貨などは1億2千万枚発行されたという。これではプレミアなどつきようもない。

もちろん、すべての記念硬貨が古銭買取価格が期待できない、というわけではない。有名なイベントににも関わらず発行数が少なかった場合、プレミアが期待できる。しかし、そのような例は非常に少ないだろう。

このように、記念硬貨に古銭買取価格を期待することはできない。しかし、記念硬貨の意味は買取価格ではないだろう。記念硬貨が発行された時代に生き、イベントに参加した、あるいは同じ時代の空気を吸った、その記念として大事に取っておく。そんな心の記念として大事に保管するためのものだろう。記念硬貨を見るたびに当時の記憶を思い起こし、記念硬貨とともに次の世代に語り継ぐ。記念硬貨の価値はそんなところにあるのではないだろうか。



yshdsks at 02:01コメント(0)  この記事をクリップ!
 

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